大塚百貨市場、26年の歴史ある道具市場 会員が持ち寄るウブ荷が多め

検索

「古物市場データ」

大塚百貨市場、26年の歴史ある道具市場 会員が持ち寄るウブ荷が多め

2021年10月06日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

埼玉・戸田で毎週金曜に道具競り、第2・4土曜に骨董競りを催しているのが大塚百貨市場(東京都豊島区)だ。「リサイクルアスカ」や「あすか美術」を営む中武督社長が立ち上げた市場で、26年の歴史がある。

ヤド荷少なく、会員のウブ荷多め

「月間5~600万円。何でもある」

大塚百貨市場は毎週金曜に道具競りを開催大塚百貨市場は毎週金曜に道具競りを開催

金曜の道具競りは10時にスタートする。まずは倉庫の外にある商品を捌いていく。取材をした9月24日には、マッサージチェアが3500円、オフィスチェア7台が4500円、オフィスデスク4台が1万円で落札されるなどした。そこから30分ほどが経過し、倉庫の中で小物の雑貨や家具・家電、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、ソファーなどの大型品の競りに移る。

落札価格は全体を通して、数千〜1万円未満がボリュームゾーンだが、この日は時計ケースのユーロパッションウォッチワインダーが4万5000円で落札されるなど、会場を沸かせた。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第521号(2021/10/10発行)13面

Page top
閉じる