2019年5月にローンチしたエフェクチュアル(東京都港区)が運営するGoogleマップ口コミ改善・管理ツール「Hoshitorn(ホシトルン)」がリユース企業含め導入が約4000店舗と反響を得ている。口コミ管理特化しサービス内で店舗情報を一元管理できることで作業効率化につながるため、多店舗展開している企業が多い傾向にある。
多店舗情報を一元管理
キーワード検索など多機能
ホシトルンの画像イメージ。口コミ評価を確認できる
ホシトルンの主な機能は、Googleマップ口コミに対してレビューのアナリティクスを元に自店舗の現状を把握してどういった改善を行い集客につなげていくかを手助けするサービスだ。
中でも強みは、口コミに特化して情報を一元管理できるため作業効率化できることだ。これまでは、店舗ごとでアカウントが分けられていて1店舗ごとに確認をとらなければならなかった。当サービスでは、運営する全店舗のレビュー数などを1つのページで管理ができることや、必要に応じてCSVダウンロードもできる。キーワード検索機能も搭載されているため、日付けや口コミ投稿時間などで検索をかけることで、知りたい情報が検索しやすくなっている。多店舗運営している企業の場合、1店舗ごとの確認ではかなりの時間を有するため作業効率化ができる。
また、レビューに対して自動返信機能を設けている。返信用のテンプレートを作成することで返信作業の半自動化ができる。返信を行うことで投稿者にGメール経由で通知が届くため、再度口コミに誘導する導線を作ることができる。その際に、アカウント上にお得情報を記載しておくことで再来店に繋げるきっかけができる。他にも、口コミの新着状況や未送信レビュー件数、口コミレポートに基づいた施策について、サマリーレポートとして定期的に配信が行われるため、見逃しなどのリスクを減らすことができる。
第526号(2021/12/25発行)12面