コロナ禍により自宅の空間を快適にするインテリアに注目が集まる中、アート初心者をターゲットとした定額制の絵画レンタルサービス「Casie(かしえ)」(運営:Casie、京都府京都市)の会員数がコロナ前比で8倍以上に増えている。現在力を入れている、法人提携などについて同社の藤本翔社長に話を聞いた。
レンタル利用者が絵画を飾るイメージ
アートの定額レンタル
会員がコロナ前比8倍に
定額制の絵画レンタルサービス「Casie」ではアーティストに作品を出品してもらい、個人や法人をマッチングしている。月額料金はコンパクトサイズ・2200円、リビングサイズ・3300円、大型・5830円(いずれも税込)の3種類。料金の35%(購入に至った場合は料金の60%)をアーティストに還元する仕組みだ。
レンタルの会員数が現在、コロナ前比で約8倍に増加。割合は個人7割、法人3割という。
より会員を増やすため、今年から新たに「法人チーム」を社内に設置し提携を広げている。提携先は不動産、アパレル、学習塾など多岐にわたる。
第531号(2022/3/10発行)10面