Cash Bank、子ども食堂へ寄付
2022年04月14日
子どもを育てる藤野彩さんが代表を務める質店、キャッシュバンク(愛媛県松山市)が子ども食堂への寄付を行っている。すでに50食分を提供し、今後は買取りと質預かりをそれぞれ1件対応するごとに、1食分を寄付する予定。子育て経験から、子どもにも貧困があるという現実に心を痛めていた。
働くママが代表の質店
「子ども食堂」に寄付
藤野彩代表
藤野さんによると、子ども食堂はコロナの影響で中止となるケースが増えており、それを受けて同じ松山市のNPO法人では、対面の機会が少ない「こども食堂withキッチンカー」や「こども宅食」を代わりに行っているという。同法人では若い世代が活躍していることもあり、藤野さんは共感。これからも期限を設けず、継続的に寄付を続けていくつもりだ。「質屋の敷居が低くなるきっかけにもなれば」(同氏)。
第533号(2022/4/10発行)14面