今回は、Google広告などのリスティング広告を打つ際の考え方について解説していきたいと思います。リユース店舗の運営において、これまでのチラシ集客からWeb集客にトレンドが変化した関係で、Google広告を利用するリユース企業はかなり増えてきました。
一方で、月間数千万円をかけてGoogle広告を利用する企業もいる中、数万円レベルしか利用していない企業がいるのも事実です。実はこれは企業の規模ではなく、『広告の費用対効果を実感できているか』の違いです。まず外していけないのは、このコラムでも再三お伝えしている「Web集客の効果検証がきちんと出来る仕組みの構築」です。
そもそもGoogleのアナリティクス上で、「問い合わせ」や「電話」をコンバージョンに設定をしていない場合、まずはそこからです。ただ、それだけでは実際に買い取れたかどうか(実際に来店したかどうか)は分かりません。大事なことは、問い合わせを本部一括で受ける「センター化」を実装することです。
第539号(2022/7/10発行)20面