様々な業態のリユース店を訪問し、その時点で店頭に並ぶ一番高い商品を紹介するこのコーナー。今回は東京都世田谷区の時計修理と新品・中古販売店の「エルオクロック」。店頭で一番高い物は、スイスの時計メーカー、ユニバーサル・ジュネーブのヴィンテージ・ウォッチです。
スイス名門時計メーカー開発の
自動巻クロノグラフ搭載時計
エルオクロック(東京都世田谷区)
ユニバーサル・ジュネーブが1960年代初頭に販売したヴィンテージ・ウォッチ
エルオクロック(東京都世田谷区)は創業2013年。当初は違う場所で営業していたが、7年前に豪徳寺の商店街に移転した。売上の比率は時計の販売が約3分の2で修理は3分の1。扱う時計は入門的な機械式時計やヴィンテージの初心者向けの物が中心で、平均単価は7万円から8万円だ。
そんな同店の一番高い物は、スイスの名門時計会社、ユニバーサル・ジュネーブが1960年代前半に開発したヴィンテージ・ウォッチだ。18金のケースの中に薄型の自動巻きのクロノグラフを搭載している。
店は豪徳寺の商店街にある
「ユニバーサル・ジュネーブは60年代から70年代にかけて人気のあったクロノグラフの名門ブランドで、ニッチなファンがいます。この時計はネットには出回っていな希少品です」と秋山代表。
第541号(2022/8/10発行)27面