「Reuse×Tech Conference for 2023」注目度が高かった2講座をピックアップ

検索

「Reuse×Tech」

「Reuse×Tech Conference for 2023」注目度が高かった2講座をピックアップ

2022年11月04日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Reuse×Tech Conference for 2023

リサイクル通信が主催したオンラインセミナー「Reuse×Tech Conference for 2023」が10月4~5日の2日間行われた。リユース企業のテクノロジー活用やEC販売など、3会場で約50講座が行われた。今回は注目度が高かった2講座をピックアップして内容をまとめていく。

越境販売の政策を解説
3つのポイントとは

講演は実際の事例をもとに解説しているリユーステック 講演は実際の事例をもとに解説している

「海外販売への不安をなくす! eBay現役セラーと公認コンサルタントが語る ~初期のつまずき対策とその乗り越え方~」

サードステップ
福井牧彦社長
× CARASCO
川松信一執行役員

5日のA会場では15時から30分にわたって講演が行われた。登壇者はレコードやCDを取扱うCARASCO(東京都渋谷区)川松信一執行役員と、イーベイの運用代行などを行うサードステップ(東京都新宿区)のイーベイ現役公認カウンセラーでもある福井牧彦社長だ。

同セミナーでは初期のつまずき対策、改善点として3つ挙げられていた。1つ目は、出品における商品データについてだ。CARASCOでは、商品のコンディションの種類を増やしている。商品説明で用いるテンプレートでは、送料の項目を分けてバイヤーに分かりやすく表示するなどの修正で入力項目の最適化を図っている。同社ではオークション形式で販売しており、送料は購入者負担になるため項目を分けることで購入者増加に繋がっているようだ。

2つ目は、管理面だ。イーベイを活用する中で、配送中のトラブル等のクレームが多いようだ。そのため、クレームの事例やどう対処したかをまとめる管理シートを作成して対応している。これにより、過去のデータを蓄積でき今後の対策を取りやすくしている。また、コロナで商品が届かないトラブルが多数あったことを受けて、配送状況が分かるステータスの仕組みを導入。購入者と連絡を取るときにスムーズに対応ができているようだ。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第546号(2022/10/25発行)9面

Page top
閉じる