Recycle Gallery NEWS中野店、イチオシ商品でも目立たせすぎない
2022年11月12日
今年6月にオープンした総合リサイクルショップ「NEWS中野店」。アクセサリーや食器、デザインの種類が異なる大型家具、家電、レトロ玩具などさまざまなものを取り揃えている。小さな空間にそれらをぎゅっとまとめた店内には、商品に興味を持ってもらうための工夫がいくつもあった。
店長が凝らす売り場づくりの工夫
工夫その1
異なる雰囲気の家具をグラデーション配置
店内左手には家具のコーナーを広めにとっている。左側には白やベージュを基調としたナチュラル系、右側にはアンティーク調の家具。「年配のお客様がアンティーク家具を好まれます。しかし、わりと家族客がいることがわかったので、ナチュラル系の家具を置き始めました」。ナチュラル系の家具を見ていた家族客が自然にアンティーク家具に目移りし興味を持ってくれるよう、はっきり売り場を分けないようにしている。
工夫その2
イチオシのレコードはあえて奥に
同店のイチオシであり最も売れている商品は、レコードだ。「中野という、サブカル的な土地柄もあるのかなと思います」と山崎店長。ほとんどを500円均一にしているが、市場全体で高いものは1000~2000円で売っている。
第547号(2022/11/10発行)16面