遺品整理や不動産などの複数事業を手がけるクオーレ(愛知県大府市)のリユース事業のウリエルがこのほど、女性客のために女性スタッフが買取を担当する「レディースパック」を開始した。同社は数年前から参入したリユース事業に注力しており、同サービスでさらなる成長を目指す。
「女性スタッフに来てほしい」を反映
女性が活躍できる環境を作りたかったという
ゆくゆくは
遺品整理でも
同サービスは女性査定士が、訪問、査定・買取、アフターフォローまでを一貫して対応するもの。開始のきっかけは「女性スタッフに来てほしい」といった遺品整理業の現場で得た声からだ。それを買取事業に派生させた形で、遺品整理業で培った「安心感」で、先行する他社の女性専門買取サービスから差別化を図る。現状約10名の女性スタッフが対応し、需要に応じて対象エリアを一都三県から広げていく予定。「どちらかと言えば整理業などで接点のある既存のお客さま向け。来年の春ごろには遺品・家財整理業でも同様の取り組みを予定している」と竹本泰志社長。
様々な屋号で整理・回収業も展開。プログレスはその1ブランドだ
第548号(2022/11/25発行)21面