明けましておめでとうございます!2023年が始まりました。コロナも少しずつ日常化し、人の動きが加速しています。また円安、景気の後退、訪日客回復の兆しなど業界への追い風を受けて、多くのリユース上場企業の株価は大きく上昇しています。ある総合リユース企業の経営者さんは「今の数字は自社の力ではない、安心しては絶対ダメ」と話しており、今は時流が味方をして業績を押し上げている状況だと言えます。
ただ、「買取専門店」業態は、特に競合店舗も多い駅前立地を中心に、かなり好不調の差が出ているようです。価格面以外の差別化をしっかりと意識して顧客と向き合っていかないと、チラシ集客一辺倒では厳しいでしょう。業績好調の企業でも「攻めの姿勢・変化への投資」が大事です。2023年のリユース業界で大事なKWについて考えてみたいと思います。
第551号(2023/01/10発行)15面