東京・両国にて2月15日、データ・セキュリティ・コンソーシアムが主催する「データ・セキュリティ・セミナー」が4年ぶりに開催された。
ADECによる基調講演などが行われた
この間に業界内では、2019年に起きた神奈川県庁の廃棄パソコン(PC)のハードディスク(HDD)横流し事件や、21年に東京・秋葉原の中古PC店で騒ぎを招いたソリッドステートドライブ(SSD)のデータ消去認識不足問題などがあった。そんな中、日東造機及び日東ホルカムでは「複合破壊機」を発売し、同セミナーで破壊機の展示紹介を行った。
また、データ消去のソフトウェアやプロセスの第三者認証を行うデータ適正消去実行証明協議会(ADEC)より、「データ消去三つの指針、新たな日本の取り組みについて」をテーマに講演が開かれていた。
第554号(2023/02/25発行)6面