一括査定のウリドキ 買取額80億円

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一括査定のウリドキ 買取額80億円

2023年05月10日

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フリマアプリ等CtoCサービスが盛況を見せる中、プロが介在するCtoBも独自の強みで買取依頼を伸ばしている。買取一括査定サイトを運営するウリドキ(東京都千代田区)は、2022年4月1日〜2023年3月31日の買取金額が合計80億円を突破したと発表。実態データを公開した。

50代男性の買取額が男女世代別で1位

ウリドキ カテゴリ別シェア

ウリドキ 男女世代別1人あたり買取額買取一括査定サイトを運営するウリドキが買取りの実態データを公開

まずカテゴリ別の買取割合を見ると、1位はブランドバッグの14.7%、2位がゲーム・メディアで12.3%、続く3位はおもちゃ・ホビーで11.2%となった。また、高級時計や酒などの高単価商品が上位にランクインした。

ブランドバッグ・時計等の高級商材は、経済情勢などにより相場が変動しやすい。そのためCtoCの個人間取引より、プロの査定士が介入するCtoBに適正な相場への信頼感や真贋などの安心感が寄せられているようだ。

また、3位のおもちゃ・ホビーは2022年下半期にトレカの買取件数が増加したことが影響。ポケモンカードや、7月に発売を開始したワンピースカードなどの買取りが伸び、通年での割合増加につながった。

次に、男女世代別の買取額を見ると、50代男性が最も高く、1人あたり45.8万円だった。2022年下半期に50代男性1人あたりの買取依頼数が増加したことで、通年の金額が伸びた。

30〜50代男性は平均30万円を超える買取額となっており、20代の男女と比べて金額が高い理由は、ロレックスやオメガなど高級時計が買取りに出されていることによる。

第559号(2023/05/10発行)14面

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