サトーカメラ 中古カメラのライブコマースが話題

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サトーカメラ 中古カメラのライブコマースが話題

2023年09月25日

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カメラチェーンのサトーカメラ(栃木県宇都宮市)が行う、ライブコマースが話題を呼んでいる。YouTubeで1週に3回、中古カメラを売る生配信を実施。県外のファン獲得にもつながり、年間中古売上高9000万円のうち生配信経由の購入が7割を占める。

売上7割がYouTube経由

視聴者とコミュニケーション

サトーカメラ 配信中は商品を正面だけではなく、電源ボタンや内部も見せていく配信中は商品を正面だけではなく、電源ボタンや内部も見せていく

生配信では、3時間で約15品の中古品を紹介していく。機種や特徴を口頭で解説し、最後に価格を公開する。動画であることを生かし、角度を変えながらカメラを見せ、シャッター音も聞かせる。また収録済みの動画ではできない、視聴者とコミュニケーションをとることも意識。コメントで寄せられた質問に答えるほか、値段変更の希望があれば応じることもあるという。

動画の概要欄には、ECサイト内の商品ページのURLを掲載する。購入意思を示すコメントがつけば成約とみなし、商品ページに「〇〇様限定」を追記。配信中は販売品の3分の1に売り手がつく。ECサイトには生配信済の商品をまとめたページを設け、後日の購入も促す。

YouTubeアカウントの登録者は、2万8400人に及ぶ。動画は200人ほどが視聴する。配信業務を担当するEC事業部の三品雅一中古カメラ営業部長は、ライブコマースならではのメリットをこう話す。

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第568号(2023/09/25発行)9面

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