不用品買取のact(千葉県浦安市)で女性社長として奮闘している近藤菜緒美さん。菜緒美さんは問い合わせ対応、夫で専務取締役の剛士さんは現場と、役割分担しながら会社を大きくしてきた。3人の子育てと仕事を両立しながら、さらなる事業の拡大を目指す。
夫ではなく、妻が社長に就任
女性社長で困ったことは一切なし
- act
社長
近藤 菜緒美さん -
社長として働きながら3人の子育て中
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33歳。千葉県出身。運送会社や父親が経営していた築地の仲卸の会社などで働く。2017年、リユース業経験のあった夫・近藤剛士さんと、不用品買取のactを設立。2019年から株式会社となる。長男(3歳)、長女(1歳11カ月)、次女(11カ月)の3人の子育て中。
会社設立時、社長に就任したのは妻の近藤菜緒美さん。女性が社長になることに対し、違和感は一切なかったと近藤さんは話す。
「書類の作成や税理士さんとのやりとりは私の方が得意。私が事務、夫は現場を担当すると考えたら、私が社長になる方が都合がよかったのです」
これまで女性社長で困ったことは一度もない。「逆に古物市場で会った人から『奥さんが社長なの?』と驚かれて、仲良くなるキッカケにもなっています」
第569号(2023/10/10発行)12面