ポストアンドポスト、吉田 照喜社長インタビュー

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ポストアンドポスト、吉田 照喜社長インタビュー

2023年12月08日

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Inter View

福岡市内にベビー用品専門リユース店を3店展開するポストアンドポスト(福岡県福岡市)。「ポスポス」の名前で親しまれている。店舗デザインや品揃え・品質を強みに、中古品の売り買いをしたことのない利用者を多く獲得している。吉田照喜社長に創業経緯や今後の展望などを聞いた。

福岡にベビー 専門リユース3店

デザインや品揃え強みに訴求
顧客の85%が中古品売買未経験

ポストアンドポスト 吉田 照喜社長ポストアンドポスト
吉田 照喜社長

ソーシャルビジネスの
ボーダレスGから誕生

── 御社は、ソーシャルビジネスの展開や社会起業家の養成をしているボーダレス・ジャパンのグループ会社です。吉田さんは、ボーダレス・ジャパンの創業期から参画されていたそうですね。

吉田 ボーダレス・ジャパンの創業者・田口一成とは、元々同じ会社に勤めていました。彼が独立してボーダレス・ジャパンを立ち上げ、私も参画しました。参画してからは、外国人と日本人が一緒に暮らすシェアハウスの事業や、妊娠中・授乳中のママさんのためのオーガニックハーブティーのインターネット通販事業などを手掛けました。

ハーブティーの事業を通して多くのママさんとお話をする中、女性はママになると価値観の変容が起こり、消費形態も変わっていくことを知ったんです。私にも2015年に息子が生まれたことがキッカケで、子どもの未来のためになる事業をやりたいなと思うようになりました。未来の地球環境について考えるようになり、ゴミ問題やCO2排出による地球温暖化を抑制しなくてはと強く感じました。その思いから、消費者には自ら環境負荷を抑える行動を選択してもらいたいと思い、リユースの事業をしようと決めました。

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第573号(2023/12/10発行)9面

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