主要リユース企業の海外出店230店に

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主要リユース企業の海外出店230店に

2024年01月16日

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リユース企業の海外への出店が増えている。そこで本紙では、主要なリユース企業10社の海外への出店状況を国及び地域別にまとめた。アジア圏を中心に、北米での出店も増えており、200店を超える規模に拡大している。

主要リユース企業の海外出店マップ2024

主要なリユース企業10社の海外への出店状況をまとめたところ、230店にのぼることが分かった(買取または販売店舗のみ、事務所は除く)。

セカストがタイに進出

最も海外店舗が多いのがゲオホールディングスの71店舗だ。北米及びアジア圏を中心に出店を加速している。

同社は2018年からリユース業態の「セカンドストリート(以下:セカスト)」を米国とマレーシアで展開。2020年から台湾での展開も開始した。マレーシアでは、現地での買取は行っておらず、衣料・服飾雑貨の滞留在庫品を日本から送って販売。その他は現地で買取販売を行うことを基本モデルとし、一部リユース品を日本から送ることで品揃えに独自性を持たせている。また、昨年12月20日には、タイのバンコクに1号店を出店し4ヵ国目の進出を果たした(MAPは2023年9月末時点のため、タイ出店は記載していない)。今期末迄には海外店舗が80店を超え、本紙推計では海外売上は100億円を超える見通しだ。同社では海外出店に意欲的で米国では2028年3月までに100店舗、台湾は2030年3月までに100店舗の出店を計画している。

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第575号(2024/01/10発行)28面

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