皆さんは一昨年に古物業界をザワつかせた、「ロレックスの認定中古品プログラム」を覚えていますでしょうか。「そういえば、そんなニュースあったなぁ」なんて方も多いのではないでしょうか。そもそも知らない人のために説明しますと、ロレックスが販売後3年以上が経過した自社の製品を認定中古品として販売する仕組みのことです。2022年12月1日に発表されると、古物業界は一時この話題で持ちきりとなりました。
もともと認定中古品プログラムは、フランクミュラーやリシャール・ミルなどが先行して展開していましたが、そこに時計の王様ロレックスが参戦。当時は特に古物相場が過熱化していたタイミングでしたから、古物市場の相場への影響を懸念する声も聞かれました。
影響はほぼ感じず、今後の動きを注視
第578号(2024/02/25発行)19面