2月に日本テレホンから商号を変更したReYuu Japan(リユージャパン、大阪府大阪市)。従来強みとしてきた中古スマホのBtoB卸販売に加え、toC向けの買取・販売を拡大。親会社であるショーケースのノウハウやプロダクトを活用し、EC事業を伸ばしている。リユーススマホの業界団体RMJの理事長でもある有馬知英社長に、変革と成長の「リユウ」を訊いた。
スマホ・MacのEC小売りが好調
パートナー経由でエンド買取増
「純中古品」の販売を強化
ReYuu Japan
有馬 知英社長
日本テレホンから
2月に商号を変更
──2022年にショーケースと資本業務提携を結び、昨年に屋号を「ReYuuストア」へリニューアル、今年2月に商号を日本テレホンから「ReYuu Japan」へ変更しましたね。
有馬 はい。リユースの輪を広げる、「Re(何度も)」+「Yuu(結う」ことでお客様やステークホルダーから選ばれる「理由」がある企業を目指し、社名を変更いたしました。オンラインやソフトウェア領域におけるショーケースの人財や技術、知見も活かしながら、当社の事業を幅広く拡大していく方針です。
──23年10月期決算では売上高40.9億円のうち、リユース関連事業が37.3億円と9割以上を占めます。かつては主力事業だった携帯キャリアショップ等を運営する移動帯通信関連事業は店舗売却や閉鎖により、リユース専門企業の色合いが強くなりました。
第580号(2024/03/25発行)9面