学校のクラブ活動の定番と言われる「吹奏楽」を始め、社会人の現役及び過去経験者も含めた管楽器人口は500万人とも言われている。そんな吹奏楽大国日本には、「多くの管楽器が眠っている」と管楽器買取の専門FC「楽器王」を展開する服部管楽器(岡山県岡山市)の服部悟社長は語る。そこで、同社に「これは買いたい人気トップ5」を聞いた。
服部管楽器に聞いた"これは買いたい人気トップ5"
「親から買ってもらい、思い出もある楽器を売るなんてとんでもない!と思われていることも多く、大半は実家に眠り続けていると思います。リユースが盛り上がる中、管楽器の買取りはほぼ手つかずの状態」と服部管楽器の服部社長は指摘する。
買取りの需要は徐々に増えてきているようで、30~40代の男性が多く、近年は女性も増えている。また、生前整理や遺品整理時に依頼が来ることも少なくないそうだ。
買取り人気第2位は
意外な楽器が!?
これは買いたい人気トップ5を聞いたところ、まず第5位は、「トランペット」。数量ベースの買取りが最も多い楽器だ。定番はヤマハの「ゼノS」、V.Bachの「180ML-SP」。新品で40万円程度の品を、中古品では20万~25万円で販売。同社での買取額はBランク品で10万~12万円。ただ、注意したいのは、カラーがシルバーでないと売りづらいと言う。
第580号(2024/03/25発行)11面