トランクルーム大手のエリアリンク 預け品のリユースも検討

ハローキティが目印のトランクルーム「ハローストレージ」を展開するエリアリンク（東京都千代田区）は、2023年度の売上高が前年比7.6％増の224億6300万円となった。

売上224億円

同社は屋外のコンテナ型だけではなく、屋内にある物件やトランクルーム専用の建物と3種類を展開。無人運営で人件費をかけず、安く借りながら新規契約に繋がりやすい出店場所を分析しコストを抑え、収益性を高めた。営業利益は同11.1％増の41億5500万円。

鈴木貴佳社長

事業戦略の説明会では、今後のサステナビリティ方針も言及。鈴木貴佳社長は「預けたものを後に買取りやリユースができるよう、運送業者と連携しています。ですが今は業者さんを紹介するのみで、買取りの依頼はお客様自身で電話していただく必要がある。アプリで見積りをとれるようなサービスを検討したい」と述べた。

第580号(2024/03/25発行)6面