KAERUファクトリー 、市と連携し資源物持ち去り対策
2024年04月18日
就労継続支援B型事業所「カエルワークス」とリユース店「KAERUファクトリー」を運営するLC・ファクトリー(神奈川県座間市)は4月より、座間市からの認可を受け、市内のごみ集積所に排出された有価物の引取りを開始した。小型家電や古着の盗難を防ぎつつ、ゴミの削減を目指す。
売却益、福祉で還元
座間市内でパトロールと回収を実施する。現在、佐藤洋行社長(写真)が担当。
座間市では、資源物の持ち去り被害に苦慮してきた。市内3ヵ所で小型家電のボックス回収を実施するなどの対応を重ねてきたが、市によると「持ち去り犯を確保することは極めて難しく、また、確保しても同様の行為を繰り返す」として対策に苦慮してきた。
そこで、市内で福祉事業及びリユース事業を手掛けるLC・ファクトリーと連携。不燃ごみの日などを中心に、市内約3000ヵ所の集積所をパトロールする。排出された不燃ごみ・布ゴミのうち、再利用可能と見られるものは回収・査定し、買取金額を市の歳入とする。
第582号(2024/04/25発行)7面