イーチャリティ、中古電動自転車の自社EC販売を強化
2024年04月22日
中古の電動自転車の専門店を展開するイーチャリティ(神奈川県横浜市)は、自社ECでの販売を強化している。リユース売上高2億4000万円のうち、7割を占めているのが、ECからの購入だ。これまでは楽天市場とヤフオク!の販売に注力していた。だが現在EC売上のうち、自社サイト経由が占める割合が以前の1割未満から4〜5割に増えている。
売上の7割がEC経由
横浜と神戸に、買取販売の拠点を設けている
同社が取り扱う電動自転車のメーカーは、パナソニックとヤマハ、ブリジストン。商品単価は定価の半分にあたる7万~7万5000円台が多い。
「近年ECモールで、海外メーカーの同価格帯の新品が増えています。電動自転車は趣味で楽しむ需要や、このシリーズがほしいといった指名買いが見られにくい商材です。普段利用したいと買う方が価格を重視し、同じ価格ならと新品を選ぶ方がほとんど。ECモールの販売は難しくなりつつあり、サイトの運営に本腰を入れ始めた」と犬伏宏明社長は話す。
第582号(2024/04/25発行)6面