日本リユース業協会、設立15周年

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日本リユース業協会、設立15周年

2024年05月04日

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一般社団法人日本リユース業協会(JRAA・東京都港区)が、4月に設立から15周年を迎えた。これを記念して4月24日にホテルニューオータニで開かれた講演では、同協会の初代会長を務めたハードオフコーポレーションの山本善政会長が登壇。同社の歴史の歩みと協会設立の経緯や業界発展に果たしてきた役割を述べた。

その上で、同協会の理念「リユース業界の透明性の高い健全な発展を通じて、持続可能な循環型社会の形成に貢献する」に触れ、年月が経つと理念が形骸化してしまうことを指摘し、「設立時の理念を忘れず活動してください」と会員に呼び掛けた。また、悪質なリユース企業が増えている現状を指摘。健全な業界発展を阻害する恐れがあることを危惧した。

山本初代会長「設立時の理念忘れず活動を」

9590_01.pngホテルニューオータニで開かれた記念講演

同協会は、2006年に起きたPSE問題(PSEマークがない家電の販売を認めないとしたことで起きた問題)において、行政との交渉窓口となるリユース企業の業界団体として2009年に発足した。

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第583号(2023/05/10発行)3面

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