有賀園ゴルフ 中古ゴルフウェアが好調
2024年06月11日
ゴルフ用品の買取り・販売を手掛ける有賀園ゴルフ(群馬県高崎市)は、中古ゴルフ用品の売上が右肩上がりに推移している。5年前から扱いを開始した中古ウェアの需要が伸びていることが、好調の要因となっている。
新品価格好調で割安感
有賀園ゴルフテラスは現在4店舗にある
中古ウェアの取り扱いを開始したのが5年前。以前は単価の高いゴルフクラブが中古として需要が高く、ウェアは市場ニーズが低かったものの、原料高などによる新品価格高騰が目立ってきたことから中古ウェアに着手した。「ポロシャツの場合、安くても新品価格で9000円はかかる。中古の場合だと定価の3分の1以下の1000~3000円ほどで手に入れることができる」(営業部の島田大輔副部長)と言う。
ウェアの買取りも増えている。「総合リユースショップの場合、ウェアの買取金額が安くなる傾向にあるが、当店ではそこよりも高く買取っている。お客に高く売れるという認識が広まってきている」と島田氏は話す。また、コロナ禍のゴルフブームが落ち着き、ゴルフ用品を売りに来るケースも増えてきているという。
第585号(2024/06/10発行)3面