北関東を中心にリユース事業、整骨院など、4事業を展開するプリマベーラ(群馬県太田市)が好調だ。今期決算は15期連続での増収増益、50億円以上を見込む。23年5月に代表取締役となった新井英雄社長に、創業者の吉川充秀現会長からバトンタッチしても安定経営が続く理由を聞いた。
15期連続で増収増益見込む
2代目の社長に就任
安定の理由は「3つの武器」
プリマベーラ
新井 英雄社長
北関東を中心に
複数の事業を展開
──御社はメディアの「利根書店」、古着の「ドンドンダウンオンウェンズデイ」(以下ドンドン)、また整骨院や、コンサルなど、手広く展開されています。
新井 リユース全体の中で構成比が高いのは、ドンドンと貴金属・ブランドの「ゴールディーズ」ですね。金相場上昇を受け好調です。ドンドンもアメカジ、高単価商材など、厳選した売り場を作って成長しています。
──新井社長は入社以来メディア事業を見ていらっしゃる。改めて利根書店とは。
新井 利根書店は男性向けのメディア店です。主にDVD・本の販売・買取りですね。22年7月に、ときわ書店9店舗を事業承継し、北関東中心に33店舗展開しています。
第586号(2024/06/25発行)9面