鉄道業界には、熱狂的なコレクターが存在する。昭和期に活躍した鉄道の「ヘッドマーク」のような大型商材から、切符、時刻表など、うっかり捨ててしまいそうになるものまで、多岐にわたる鉄道グッズが取引されている。「鉄道本舗」「鉄道書店」の屋号でリユースを手掛ける鉄道本舗(愛知県蒲郡市)の石川泰蔵社長に、買取時に注目したい鉄道グッズについて訊いた。
名鉄特急のパーツ
百万円でも買えない
ランキング形式で注目商材を紹介する。
5位は古い時刻表。1960年前後、またはそれ以前の時刻表であれば、価値が付く。
時刻表自体は、インターネットの普及前には各家庭に置かれていたため、希少性は必ずしも高くない。しかし国鉄時代における状態の良いものや、戦前などの非常に古いものがあれば、再販価値がある。
第586号(2024/06/25発行)11面