エプソンダイレクト　再生部品を利用したパソコンの販売

エプソングループのエプソンダイレクト（長野県塩尻市）は6月3日、メーカー再生部品を利用したパソコンの販売を開始した。同社では23年6月からパソコン のリファービッシュ製品を手掛けるなど、環境負荷低減に向けた取り組みを実施している。

通常品よりも割安で提供

再生部品を利用した「ST210E」

「当社では、エプソングループが2050年までに目指すカーボンマイナスと地下資源消費ゼロを達成するため、2020年に環境戦略を制定した。今回の取り組みはその一環でもある」（福田克稔事業推進部部長）

初期不良品や法人向けに提供している2週間のお試しキャンペーン「無料貸し出しプログラム」の貸出品、展示会などで使用したパソコンを回収し、その中で従来焼却していた部品をクリーニングや修理を施したメーカー再生部品として再利用する。

第586号(2024/06/25発行)6面