日本リユース機構 2024年度総会を開催

日本リユース機構（JRO、東京都千代田区）は6月21日、令和6年度会員総会を開催した。JROの今後の方針について発表があったほか、複数の事業者による事業説明、懇親会を実施した。

講演する波多部彰代表理事

総会は都内の「ホテルルポール麹町」で開催。波多部彰代表理事、衆議院議員の石井拓氏によるあいさつのほか、経済産業省の担当者による「製品安全４法」の解説、JRO家財の相談窓口/家財評価アドバイザー田原雅博氏による「JRO認定事業者」制度の解説を実施。

また、NPO法人キープ・ママ・スマイリング、タイミー、コモンプロダクツ、リージョングローバル、サカイ引越センターなどによる事業の紹介を行った。

総会内で波多部代表理事は、経産省・環境省との連携を深め、リユース業界向けの法整備を訴えていく方向性を示した。またリユース業界団体としては初となる小型家電リサイクルの認定事業者の取得や、自治体と連携した片付けスキームの拡大に意欲を見せた。

第587号(2024/07/10発行)4面