リネットジャパングループ、東証マザーズ上場
2016年12月21日
本・DVD等メディア商材の宅配買取事業や小型家電の宅配回収事業を手掛けるリネットジャパングループ(愛知県大府市)が12月20日、東証マザーズへ新規上場した。メディア商材を中心とした宅配買取を「ネットオフ」、小型家電の宅配回収を「リネット」の名称で展開している。
創業事業であるネットオフでは、2016年9月期売上高35億円(前期比110%)、経常利益2億3000万円(同118%)を上げ、今期も同程度の成長を予測する。
新規事業リネットの前期売上高は2億3000万円。前期比521%で成長しており、今期に黒字転換を目指す。同事業は小型家電リサイクル法における許認可を取得し、参入障壁のある分野で展開するもの。一般消費者からデータセキュリティが心配なパソコン等の使用済小型電子機器等を、インターネットと宅配便を活用して安全に回収するプラットフォームを運営する。全国89自治体と連携し、行政サービスの一環として告知・普及を進めている。
同社の2017年9月期の連結業績予想は売上高42億3600万円、経常利益は2億7000万円。
406号(2016/12/25発行)