メルカリ 本・CD専用の姉妹アプリ登場
2017年05月25日
新刊本も取扱う予定
メルカリ(東京都港区)がグループ会社のソウゾウを通して、本・CD・DVD専用のフリマアプリ「メルカリ カウル」のiOS版を5月8日にリリースした。
メルカリの姉妹アプリ「メルカリカウル」
商品のバーコードを読みとるだけでタイトルや著者名、定価などが自動で入力される。売れやすい価格も過去の取引傾向から算出して提案されるため、値決めもしやすい。出品すると、月間流通額100億円以上のメルカリにも自動出品される。
購入する際の利便性も高めており、同じ商品の出品の中で最安値が表示される。「いいね」した商品の最安値が更新された時には、プッシュ機能で通知もされる。
今後は、フィギュアやトレカなどエンタメ・ホビー全般に取り扱いを拡大していく。メルカリには1日に100万品以上の商品が出品されているが、その内の22%が本・CD・DVDを含むエンタメ・ホビーカテゴリの出品。これらのカテゴリに特化し使い勝手を向上した専用アプリを提供した格好だ。6月頃を目途に中古品のC2C取引きだけでなく、新刊の販売も始める予定だ。
ソウゾウはメルカリの新規事業を手掛けており、ユーザー同士が直接会って取引きを行う「メルカリアッテ」もリリースしている。
ソウゾウの執行役員藤㟢研一朗氏
416号(2017/05/25発行)1面