杜の都オークション、仙台にブランド古物市
2017年11月25日
ハーフプライスが主催
ブランド買取店を3店運営するハーフプライス(宮城県仙台市)が、業者向け平場のブランドオークションを立ち上げる。名称は「杜の都オークション」。初競りは12月5日で、仙台駅から徒歩10分の会場で開催する。
初回はブランドバッグを中心に、小物や時計、ジュエリーなど約2000点を出品予定だ。出来高4500万円を目指す。バーキンなど良質な商品を出品するつもりだと言う。11月初旬時点で、会員は関東中心に約40社を集めている。
今後も月1回のスパンで定期開催する計画だ。日程は、「仙台ブランドオークション」の翌日に設定。遠方の参加者がまとめて参加しやすいようにする。同社は、商品が潤沢に集まっていることから、販路としてオークションの開設を決めた。また、「仙台にはブランド系の古物市場が少ない。まだ伸び代があると思う。東北を盛り上げたいと考えました」(星野歩局長)と話す。
同オークションの入会金は期間限定で無料。参加費3000円、歩銭は売り歩なし・買い歩8%(外税)。「席順もなく、誰でも参加しやすい市場にするつもりです。初心者の方も歓迎したい」(星野局長)と言う。
ハーフプライス オークション事業局 星野 歩局長
428号(2017/11/25発行)3面