人が集まるところには必ず理由がある。どんな工夫を凝らしているのか。今回は総合リユースの2店をレポートする。
問い合わせ5倍に
経産省HPに最新情報が掲載
古書店の楽(GAKU)(神奈川県小田原市)では、経済産業省が行っている小規模事業者持続化補助金を利用し、新聞に約11万部折り込みチラシをした。折り込みをした対象地域は、神奈川県2市8町(小田原市、南足柄市など)。これにより、インターネットを利用しない高齢者や新聞を購読している人の目に留まり、問い合わせが5倍に増えた。
折り込みの効果は2~3年。問い合わせの中には、数年前のチラシを大切に持って来店したお客もいた。
「小規模事業者持続化補助金は平成30年度の公募も行う事がほぼ決定しているので、同業者の人も是非利用したらいいのではないのでしょうか。」と吉田充代表は語る。
楽の店舗外観。「気軽に来てほしい」と話す
申請対象の事業主は、商業・サービス業(小売)の場合は従業員数5名以下、その他業種(宿泊・娯楽・製造)は20名以下。
申請方法や公募期間内容については、経済産業省中小企業庁小規模企業振興課、申請したい時は、全国商工会連合会と日本商工会議所小規模事業者持続化補助金事務局に連絡。
楽(GAKU) 吉田 充代表
432号(2018/01/25発行)16面