フジヤエービック、携帯オーディオの展示会に1200人
2018年03月02日
音響機材の買取・販売を展開するフジヤエービック(東京都中野区)が2月10日、中野サンプラザでポータブルオーディオの展示会「ポタ研」を開催し、1200人を動員した。
オンキヨー&パイオニアのブース
オーディオプレイヤーやイヤホン・ヘッドホンのメーカー・代理店など41団体がブースを連ね、自社商品をPRした。
100数十名の行列をつくったのはオンキヨー&パイオニアの〝ヒアリングブース〟。同社は半年程前に発売したポータブルプレイヤーを展示し、それに関する要望を受け付けるブースとして打ち出した。実際に「無線イヤホンが付けられないか」「プレイヤーで音楽を直接ダウンロードできないか」などの意見を受けたと言う。
「ポタ研の特長は、ユーザーが開発担当者に直接要望を伝えられること。また各メーカー、製品のサイクルが速いので、せっかく発売したのに埋もれてしまっている製品がある。その〝掘り起こし〟ができるのもポタ研の魅力です」(根本圭主任)。
物販もあるが、取り扱いは新品のみ。
「まずはポタ研で製品を体験し、気に入れば購入してほしい。それが〝掘り起こし〟製品であれば、中古を買うという選択にも繋がります」(根本主任)。
フジヤエービック ヘッドホン主任 根本圭氏
434号(2018/02/25発行)5面