経産省調査 フリマ市場急成長 市場月現損4835億円
2018年05月10日
経産省調査
フリマ市場急成長 市場月現損4835億円
経済産業省が、フリマアプリ市場が急成長していると発表した。同省が4月25日までにまとめた「電子商取引きに関する市場調査」によると、2017年のフリマアプリ市場は前年から58%拡大し4835億円の推計となった。
一方、ネットオークション全体の市場規模は前年比3%増で1兆1200億円。その内、CtoCの取引は3569億円と推計しており、個人間取引としてはフリマアプリがネットオークションを上回ったことになる。
フリマアプリは2012年に登場して、5年で巨大市場を形成した。2018年以降も市場規模はさらに拡大すると予測している。
ネットオークションも堅調に伸びており、フリマアプリがネットオークション市場を切り崩しているのではなく、リユースの新たな市場を開拓しているとの見方を示した。
第439号(2018/05/10発行)1面