ゲオHD 100店に相談員が対面提案 / CCCグループ トーンモバイル iPhone向け格安SIMはじめる
2018年05月10日
ゲオHD
モバイル店100店に相談員が対面提案
ゲオホールディングス(愛知県名古屋市)の子会社ゲオが運営する総合モバイル専門店「ゲオモバイル」が3月末時点で、100店の出店を達成した。2018年度末までにさらに50店を出店し、合計150店での展開を目指す。
同社は2009年から中古携帯の買取・販売を開始し、2014年に初のモバイル専門店を出店。スマホに関する知識を有するスタッフを「スマホ相談員」と位置付け、単独店だけでなくゲオショップへの併設出店も進めてきた。
ゲオモバイルのスマホ売上高は、ゲオショップでの売上と比べ全国平均で1・46倍高いという傾向がある。専門スタッフが対面式で 提案を行う事が奏功した格好だ。
同社は携帯事業に力を入れており、2017年8月には再商品化や出品を行う延べ床面積4560㎡の「名古屋プロセスセンター」を開設している。
▲総合モバイル専門店「ゲオモバイル」
CCCグループ トーンモバイル
iPhone向け格安SIM 中古端末の利用促進も
CCCグループで格安スマホ事業を行うトーンモバイル(東京都渋谷区)が4月26日、アイフォーン向けのSIM提供をはじめた。月額料金1500円で容量無制限。中古アイフォーンでも利用できるようにする。
同社は独自のスマホ端末も販売してきたが、アイフォーンの需要が高いことから対応する。中古アイフォーンは、グループで中古スマホを扱うイオシスのEC経由で購入できる導線となっている。
今後は、ツタヤ店舗やイオシスとさらなる連携を図る方針だ。「スマホを気軽に使ってもらいたいとうのが理念。中古市場が拡大しているので、うまく結び付けたい」(広報 岩城瑛利子氏)と説明する。
第439号(2018/05/10発行)1面