《商品展示の工夫》記念硬貨の手法参考に

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《商品展示の工夫》記念硬貨の手法参考に

2018年11月22日

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商品展示の工夫

人が集まるところには必ず理由がある。どんな工夫を凝らしているのか。
今回は商品展示の工夫をレポート。


新橋スタンプ商会( 東京都港区)

円形プラケースに保管
記念硬貨の手法参考に

古銭を取り扱っている新橋スタンプ商会(東京都港区)は、30円で購入した円形のプラスチックケースに古銭を包み、鑑定書と共に展示。新品で販売している記念硬貨の展示方法を採用し、ケースがない古銭も、プラスチックケースに入れて販売している。

その理由は、商品の汚れ防止に加え、購入したお客に大切に保管してもらうためだ。例えば、販売枚数が限定された古銭の場合、大半は予めプラスチックケースに入れた状態で販売。同店で古銭を購入するお客は、旅行に訪れた記念に購入する場合が多いので、購入時に大切に保管したくなるような展示にしている。「イベントで発行される記念硬貨は、日頃古銭に馴染みのない人から問い合わせが増えます」(寺田浩子店員)。

2-P1.JPG

▲(左)真ん中はプラケースに入った記念硬貨、(右)ケース付き都道府県の記念硬貨


2-P2.JPGのサムネイル画像▲古銭をケースに入れ鑑定書と共に展示

会社名:株式会社新橋スタンプ商会
所在地:東京都港区
代表取締役:寺田 実
事業内容:国内外の貨幣・古銭、切手、鉄道乗車券類、金銀プラチナ、金券等の売買を行っている。札幌にも実店舗があり 、Yahooオークション・展示即売会・入札会を随時開催している。

第451号(2018/11/10発行)14面

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