ジモティー、企業の不用品を一般家庭に提供
2019年01月27日
▲ジモティーのスタッフが当選した家庭に直接物品を受け渡した
企業の不要品提供
中古PCや子供服に反響650件
無料掲示板サイトを運営するジモティー(東京都品川区)が12月3~10日、不要になったPCや子供服等を企業から募り一人親家庭に提供するキャンペーンを行った。問合せ数は650件で、選出した世帯に譲渡した。同社は今後も同取組みを定期的に開催し、リユース企業からの協賛支援を伸ばす考えだ。
同社は昨年よりサイト内で「ひとり家庭応援キャンペーン」を打ち出し、個人から不要になった家電等を募り一人親世帯に物品支援を行う社会貢献事業に乗り出している。今回は初めて企業による物品協賛型のキャンペーンを行い、中古子供服を扱うキャリーオンら3社が参画した。同社は今後、1回のキャンペーンにあたり10社程のリユース企業から支援を募りたい考え。
「支援企業には在庫の処分費削減や、店舗送客等にも役立てて頂ければ」(広報担当・黒川由希子氏)ジモティーは昨年5月末に月間アクティブユーザー数が1000万人を突破。不要品の売買・譲渡、地元店舗の情報等を市区町村別ごとに一覧化したウェブサービスだ。同社の推計によると、日本の一人親142万世帯の46%が同サイトを利用している。
第456号(2019/01/25発行)3面