【意識調査】「ダイヤク」アンカーの平均年齢は"34.6歳"
2019年02月22日
【意識調査】
セルート(東京都新宿区)が運営する配送クラウドソーシングアプリ「DIAq(ダイヤク)」はリリースから1周年を迎えた。学生や主婦など、多種多様な人たちの「空き時間」「移動時間」をシェアして荷物を運ぶプラットフォームとして注目を集めている。そこで同社では、この1年間に運んだ荷物の内訳や、運送者の属性などを調査した。
主婦や学生が配送「ダイヤク」
アンカーの平均年齢は"34.6歳"
同社では、ダイヤクに登録する2500人以上の運送者を"最後の頼みの綱""安心感を与える存在"という意味を込めて「アンカー」と呼んでいる。自転車で通学する学生や買い物に行く主婦、原付で出前する人など、その顔ぶれは様々だ。一般人を移動のリソースとすることで、荷主は物流のピークを気にすることなく、運び手を確保できるメリットがある。今回の調査で、アンカーの平均年齢は"34.6歳"となり、トラックドライバーの"47.5歳"を大幅に下回った。約70%が物流事業者ではない新たな運び手だ。女性の比率は21%だった。
車種の比率は、自動車・原付69%、軽四輪は26%、バイク5%。特に自転車・バイクは20代のアンカーが利用する割合が最も高く、次に30代、40代と続く。幅広い年齢層がシフトに縛られない自由な働き方を希望していることもわかった。またこの1年間で特に取扱い件数の多かった荷物は1位「お弁当」、2位「書類・メディア・ハードディスク」となった。3位は「家具・家電」で、個人間の譲渡や貸し借りでの利用が中心のようだ。その他、鍵などの忘れ物、プレゼントの花束、クリーニングに出した洋服、ショッピング中の荷物など、様な場面で利用されていることがわかった。
第457号(2019/02/10発行)14面