【経営者インタビュー】令和時代を担うリユースの旗手たち part1
2019年05月10日
40歳以下のリユース業界若手経営者に、新時代に向けての取り組みや抱負を語ってもらった。
リアル店の更なる磨き上げ
リユース店チェーン「ハードオフ」
▲ハードオフコーポレーション 山本 太郎 社長(38)
「ハードオフらしさ」を追求して、リアル店舗の魅力を、更に磨き上げていきます。そのためにも理念経営に磨きをかけて、商売の原理原則である基本を徹底してまいります。また、日本国内だけでなく海外においても、循環型社会の構築に貢献していきます。
おいくら加盟店と顧客の課題解決
ネット買取・販売「ReRe」、29の買取専門サイト「高く売れるドットコム」
▲マーケットエンタープライズ 小林 泰士 社長(38)
モノの売買が簡単になり、シェアリングなどが一般化してきた現在、これからは価格だけでなく、顧客の本質的な課題解決を行うソリューションを提供できる企業が選ばれていくでしょう。当社は、「おいくら」の加盟店様と共に顧客の課題解決に取り組み、「賢い消費」の普及を一層進めていきたいと考えています。
付加価値を高めていく
買取専門店「なんぼや」
▲SOU 嵜本 晋輔 社長(37)
技術の進歩に伴い、様々なことがデジタルへと移行しているが、リアルを大事にしていきたい。買取店を利用されるお客様の期待を超えるような、接客・接遇をこれまで以上に大切にしていきたい。買取りの競争が激化する中での、自分たちならではの付加価値を考え、それを高めることにフォーカスしていきたい。
令和は二次流通業界が生まれ変わる
即時買取アプリ「CASH」
▲バンク 光本 勇介 CEO(38)
様々なテクノロジーや新しいデバイスがどんどん出てきている中、令和は二次流通業界が新たに生まれ変わり、そしてパワーアップしていく時代なのではと考えております。そんな大きな変化と成長に少しでも携われたらと願っております。
オムニチャネルを拡大
パソコンショップ・家電量販店「ソフマップ」
▲ソフマップ 渡辺 武志 社長(40)
今年9月から、中古スマホのSIMロック解除がキャリアに義務づけられ、お客様にとって中古スマホがより身近になると予想されます。今年は中古ハード専門店の新規出店、既存店舗の改装、ECサイトの刷新、買取りアプリの改修を行い、オムニチャネル戦略を拡大してまいります。
第463号(2019/05/10発行)1面