ゲオ、新品余剰在庫の新業態立ち上げ 衣料等5万点取扱う1号店、横浜にオープン
2019年05月13日
・ゲオクリアが小売店から買い取った余剰在庫の販売を立ち上げ
・売れ残った新品服飾雑貨などを小売価格から割引販売
・1号店はメーカー100社と提携、ファミリー層を狙う
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ゲオホールディングス子会社のゲオクリア(愛知県名古屋市)が、メーカーや小売店から買い取った余剰在庫を販売する業態を立ち上げた。4月25日より横浜港北に1号店をオープン。427坪に衣料など5万点を揃える。中古事業で培った買取再販モデルを活かし、今期に5店まで増やす。
新業態の名称は「ラック・ラック クリアランス マーケット」。アメリカ発祥で「オフプライスストア」と呼ばれるモデルだ。同業態では、新品市場で売れ残った衣料・服飾雑貨などを仕入れ、メーカー小売価格の2〜8割引で販売する。一般的なアウトレット店と異なり、同一店舗で多種多様のブランドを扱う。1号店では、郊外の立地を活かしファミリー層をメインターゲットに据える。
1号店のオープン段階ではメーカーなど約100社と提携。全国に約1800の店舗網を展開し、中古メディアや古着などを個人から買取るイメージの強いゲオだが、一部では法人買取も行ってきた。そのバイヤーらが、余剰在庫買取の役割も担う。
「買い取った商品をどのように再販するか...そこが全国で実店舗展開し透明性を高めてきた当社だからこそ、法人様も信頼をして余剰在庫を売却してくれています」(ゲオクリア 川辺雅之社長)
1号店ではキッズ用品、レジャー品も扱う。
第463号(2019/05/10発行)3面