電脳萬屋弐号館、中古フィギュアをまとめ売り 月300点を越境ECへ出品
2019年05月13日
実店舗2店とネットで中古フィギュアやプラモデルを販売する電脳萬屋弐号館(岡山県加賀郡)が、越境EC「ゼンプラス」で中古フィギュアのまとめ売りを強化している。3月に販売開始した。月間300点を出品し、50点を売上げている。
同店は1999年よりネット販売を始め、現在はヤフオク!中心に月販150万程度を上げている。これまで海外販売の経験はあるが、「東京五輪や大阪万博の開催を控える今こそ、世界が日本に興味を持つと考えます」と土居尚亨代表は話す。
現在ゼンプラスに、日本で需要が低下した中古フィギュアを1セット1500円などの価格帯で出品。個人からの買取りや、同業の法人が倒産した際の商品を買い取るなどして商品調達している。
「送料の高騰によりリユース市場も変化してきている。今後は委託販売をメインに考えている」(同代表)
ゼンプラスはゼンマーケットが運営し、言語対応等を同社が請け負っている。手数料は代金の10%。出品者は注文が成立次第、同社の日本国内倉庫に商品発送するだけでよい。
第463号(2019/05/10発行)3面