クラウド収納のトランク、法人向け事業を強化 リユース会社の在庫保管も視野に

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クラウド収納のトランク、法人向け事業を強化 リユース会社の在庫保管も視野に

2019年06月15日

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5-C-1.pngのサムネイル画像法人在庫の保管サービス強化

クラウド収納サービス「TRUNK」を運営するトランク(東京都渋谷区)が法人向け事業を強化する。不動在庫を預かり、レンタル品や販売品の発送も手掛ける。6月よりトライアルを開始。今後はリユース企業の在庫保管にも乗り出す考え。

同社では既に「TRUNK X」の名称で法人向けサービスを展開しており、書類やオフィス用品などの保管代行を手掛け、個人向けサービスのTRUNKよりも大きく売上を上げてきた。今後は、レンタルやリユース領域での利用機会を増やし、法人向け売上を伸ばす。

手始めとして、希少性の高いコレクション系商材を保有する法人との取引を増やす。例えばデザイン会社や服飾学校など、過去のアーカイブ作品や正式販売前のサンプル品の保管に課題を抱えるところを取り込む。

今後は法人不動在庫をTRUNK上で個人間売買できるモールへの流入も強める。「1年前と比べ、単なる保管から出品へと移る動きは3割程活発化している」(広報担当者)

個人向けのTRUNKでは月額500円で段ボール1箱分の私物を保管できる。ユーザー間で売買や譲渡も可能。登録者数は昨年12月時点で約2万人。

第465号(2019/06/10発行)5面

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