《新事業!》三月うさぎの森、名作ゲームを現代ハードに移植 第一弾は『コットン』シリーズ
2019年08月22日
レトロゲーム・PCの買取販売店BEEPを運営する三月うさぎの森(埼玉県羽生市)は、家庭用ゲームソフトを販売するパブリッシング事業を新たに始めている。過去の名作ゲームを現代の最新機種用に移植する「スーパーアレンジ&復刻プロジェクト」の第一弾としてシューティングゲーム『コットン』シリーズを手がけている。対象ハードはPlayStation 4、Nintendo Switch、Steam。パッケージ版とダウンロード版の2種類の形態で2020年に発売予定としている。
同シリーズはサクセス(東京都品川区)が1991年に第1作を発表したアーケードゲーム。魔女ッコシューティングゲームの元祖として知られ、複数のプラットフォームで展開された。今作はアーケード版ではなく、シャープ製PCのX68000版をベースに開発。ゲームの面白さはそのままに、グラフィックやBGMを新規制作。オリジナル版のレトロな要素と、現代のハードスペックに合わせたアレンジ性を組み合わせる。
「当店にはゲーム好きなスタッフが集まっている。自分たちでもゲームを作りたいという夢を実現することができ、大変光栄なことです」(法人営業部 丸山満氏)
第469号(2019/08/10発行)14面