オークネット、中古バイク保証サービス提供 会員制度の付加価値向上目指す
2019年08月30日
オークネット(東京都港区)は7月23日、バイク販売店に向けた中古バイク販売後の故障に対する保証商品「オークネットバイク保証」の提供を開始した。
オークネットバイク保証は、オークネットの子会社であるオーク・フィナンシャル・パートナーズ(AFP)が提供する保証サービス。同社によると、メーカーや販売店ではない第三者の中古バイク保証は国内初。同サービスを通じ、バイクオークション会員制度の付加価値向上と、更なる会員獲得を目指す。
今回の保証制度は、同社のIT中古バイクオークション「アイ・モト・オーク」や小売り支援サービスの「バイクの窓口」等を利用可能な会員が対象。同会員になるには月額料がかかるが、保証サービスは追加料金無く利用できる。
保証の流れは以下の通り。まず、会員がオークネットの故障受付窓口に電話すると、同社から修理を行う提携工場を紹介される。提携工場にバイクを入庫し、工場が同車の故障状況を確認。修理箇所が保証対象であれば、オークネットから修理を実施した提携工場に修理代金が支払われる。
AFPは06年から中古車向け保証サービスを提供。今回はそのノウハウを生かし、グループ会社のオークネット・モーターサイクルと同保証を開発した。「四輪の保証サービスと違って、中古バイク向け保証はまだ事例が少ない。同サービスを通じ、グループの会員店の皆様に喜んでいただけるよう更なる付加価値の向上に貢献していきたい」(AFP杉浦孝之社長)
第470号(2019/08/25発行)5面