ワットマン、タイに中古ブランド店 初年度売上5千万円目指す

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ワットマン、タイに中古ブランド店 初年度売上5千万円目指す

2019年10月01日

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リユース店事業を行うワットマン(神奈川県横浜市)が9月、タイに中古ブランド専門店を出した。タイ2号店となる。日本から商材供給せず現地で買い取る。店はバンコク中心地の駅に直結したモールに内接。観光客に訴求し年商5,000万円を目指す。同社のブランド業態は国内外で初。

5A.JPG巨大モールのターミナル21に店構え

タイ2号店の名称は「ワットマン ターミナル21アソーク店」。ターミナル21は、「空港をイメージとした巨大モールで、観光客が賑わう」(常務取締役小松創氏)という。現地の個人事業主が同モール内で運営していた小型店を、ワットマンの現地法人が経営権を買い取る形で、今回の出店に至った。店舗ではシャネル、エルメス、ヴィトンなどのブランドバッグや、ロレックスやオメガなどのブランド時計を扱う。店内ポップやショプカードは全て、タイ語・英語・中国語・日本語表記としている。初期在庫のみ日本から調達したが、今後は日本の鑑定部門とオンラインで接続しながら、店頭買取を強化していく。

「現地でブランド品買取の需要はあるが、それに応えられる店舗は、今のところ少ないと見ている」(同氏)

ワットマンが7月に出店したタイ1号店は、サムットプラーカーンにある、400坪の郊外型店舗。日本で買い取った余剰在庫を輸送し、現地で玩具・バッグ・靴・食器・カメラ・ギター・自転車などを販売。初年度の売上目標を1億円とし、現在計画通り推移している。

業態は未定ながら、来年3月までにタイ3号店を出す計画。

第472号(2019/09/25発行)5面

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