RKグローバルオークション、オークネットと連携しネット古物市場に参入
2019年11月11日
中古ブランド品等の業者間オークション大手のRKグローバルオークション(以下:RKGA・神奈川県横浜市)は、ネット上の競りに11月末から参入する。ネット上で既に運営するオークネットと連携する。
オークネットが運営する入札方式と競り上がり方式のオークション内にRKGAの専用レーンを設けて月1回ずつ開催。11月30日から始める。買いはRKGA及びオークネットの会員が参加できるが、出品はRKGAの会員に限定される。
同社がネット競りに乗り出す背景には、出品数の増加がある。バイヤー負担の軽減を図ると共に距離や日程的に参加できないユーザーとの接点を広げる狙いだ。
RKGAのリアル競りでは出品時に指値を入れるにはバッグ、時計で10万円以上、宝石で5万円以上だが、ネットでは2万円以上で指値を入れることができる。そのため出品者に選択肢を提供する。「高額品は下見をしてリアルで買ってもらい、低単価品はネットでという流れになるかもしれません」(同社)
出品商品はRKGAでも商品チェックを行い、買い支えも行うことで相場の安定化は図る。手数料は外税方式の売り歩5%、買い歩4%。
第475号(2019/11/10発行)1面