お宝鑑定館牛久店、来客不振で売場変革 秋葉原とゴールデン街を融合
2020年05月03日
Change!!
17年目を迎える総合買取店『お宝鑑定館牛久店(茨城県牛久市:運営/樹来)』はユニークな売り場づくりが特徴だ。総合店と専門店の要素を融合させた「秋葉原とゴールデン街が融合したような」売り場づくりを目指している。
店舗は400坪、商品数は4万2000点を誇る
同店はここ数年で、オーバーサイズの古着とフィギュアに特化して若者を、またUFOキャッチャーを30台設置して家族連れをそれぞれ取り込み、客層を急拡大させた。1日に70~100人程度集める。
いずれのコーナーも仕切りは設けずに他の売り場と地続きにしており、そこにコーナーごとにアーチ状の手作りのポップ、手作りの貼り紙、のぼり、電光掲示板などで説明を加えたことで独自の空間を作り出した。
「これまではいわゆるオタクが多かった」(店舗担当 内山直也)という。しかし客足が年々遠のく現状に危機感を募らせ、売り場の変更に着手。3ヵ月ほど経過した現状は「お客様の反応を見る限り今後も売場変革は継続できそう」と手応えを感じている。
店舗担当 内山直也氏
古着コーナーを彩る掲示物
おもちゃコーナーはキャラクターを集めたポップを目立たせる
第486号(2020/4/25発行)12面