マクサス、ビデオ通話でどこでも査定 コロナでのリモート移行も円滑に
2020年05月16日
総合買取事業を展開する『マクサス(東京都品川区)』運営のビデオ査定「SEL―LIVE(セルライブ)」が同社のスムーズなリモートワーク転換に寄与している。どこでも査定ができる利便性が奏功した。
利用イメージ(同社YouTubeチャンネルより)
同社は17年1月ごろから出張買取の効率を高める目的で「セルライブ」を導入した。これは同社のバイヤーがビデオ通話越しに査定を行い、オンラインで買取金額を提示した後に、提携業者などが出張買取に赴くもの。関憲人社長は「どこにいても査定ができることから、リモートワークに移行する体制はすぐに整った」と、主に社内向けのコロナ対策において効果を認めている。
関憲人社長
現在、同社を利用するお客の約半数がセルライブを利用しており、件数は月間60~70件ほど。従来ターゲットにしていた引越利用者層が引越自粛の構えを見せており、件数自体は微減している。
第487号(2020/5/10発行)6面