BEANS、週1営業で感染対策 来客数はLINEで調整
2020年05月21日
今できることをそれぞれに...
新型コロナウイルスの影響で従来通りの営業が困難のなか、各リユース店舗では今できることにそれぞれ工夫を凝らしている。
子育て世帯の支援をコンセプトに茅ヶ崎でリユース店を2店展開する『BEANS(神奈川県茅ヶ崎市)』では、各店の営業を週1日程度に縮小し新型コロナウイルス対策をとっている。買取依頼のお客とはLINE公式アカウントから個々でやりとりし、時間調整をして店内の混雑を避けている。
BEANSではLINEを積極活用
同店はもともと中古子ども服店として立ち上がったが、3年前より生活支援の一環として化粧品や食器など中古雑貨を取り入れている。それと同時期にLINE@の導入も始めていた。週1営業の現在も1日に10〜15人程度が買取依頼で持ち込みにやってくる。お客とはLINEを通じて接客時間を設定するほか、待ち時間中も店内で長居させないようLINEで査定終了を報告。「購入でいらっしゃったお客様に対しても、一度に4〜5人が店内にいるようなら、店先で待ってもらうことも」(斎藤佳代子オーナー)。
斎藤佳代子オーナー
LINEには新着商品も投稿しており、来店前に買い手が見つかれば店頭での受け渡しも円滑になる。
現在は巣ごもり消費の高まりでブロックやパズルなどの中古玩具が売れている。
第487号(2020/5/10発行)15面