あさひ、中古自転車 3月売上アップ
2020年06月20日
アフターコロナの需要増に期待
自転車専門店で中古にも進出しているあさひ(大阪府大阪市)に現状を聞いた。(回答者:事業企画部・廣江俊氏)
事業企画部 事業企画セクション 廣江 俊氏
――直近の中古自転車の販売状況は?
3月は新生活が始まるタイミングとなり、売上は前年比増となった。要因としては周辺地域におけるリユース店のブランド認知度向上などが考えられ、コロナの影響ではないと思う。
――特に人気な中古商材は?
元々の車体価格が高額である電動アシスト自転車は、新車にくらべてリユース品が安価で気軽に買える価格ということもあり、入荷次第すぐに販売へ繋がり好調。
――コロナに際して自転車を通勤手段として使う動きをどう見ているか?
弊社としても自転車は、公共交通機関にも取って代わることのできる移動手段のひとつだと考えている。これまでとは違った形式での生活スタイルが今後は必要になってくると思う。
すべての人が自転車での移動に切り替えなくても、移動方法を自転車に切り替えた方の分だけ、公共交通機関内の乗客のソーシャルディスタンスが少しでも広がることに期待する。
第489号(2020/6/10発行)12面